正しい命の守り方! チャイルドシート着用について

2015年警視庁とJAFの調査でチャイルドシートの使用状況を調査したところ6歳未満の使用状況が62.7%と低い状況です。
特に新潟県・福井県・鹿児島県・沖縄県については、50%を下回る残念な調査結果が出ています。
幼児は、自分自身で安全を確保する事ができせん。車を運転することは自分自身の命を守ることだけでは
なく、お子さんの命も守らなければいけません。
今回は大切な命を守るためにもチャイルドシートについて考えてみましょう!

チャイルドシート使用状況全国調査(2015)

Smiling biracial Asian Filipino kid sitting in car seat while parent hands buckle him up

チャイルドシートの義務化について

平成12年4月1日から道路交通法第71条の3第4項により、6歳未満の幼児を車に同乗させる時はチャイルドシートを使用して運転しなければいけません。
もちろん違反した場合は、違反点数が1点減点になります。

警視庁の調べでは6歳未満の幼児のチャイルドシート非着用の致死率は、着用の場合と比べて約4.5倍も高くなっています。
子供の未来のために「罰金がないから」「法律だから」と言う考え方だけではなく、「安全性」という面についても考えましょう!

チャイルドシートが免除される場合

・座席の構造上でチャイルドシートを固定させることが出来ない場合。

・運転席以外の座席数以上の数の者を乗せるため乗車させる幼児の数と同じ数のチャイルドシートを固定することができない場合。(乗車人員の制限を超えない範囲で)

・負傷や障害によってチャイルドシートを使うと健康によくないとされる幼児を乗せる場合。

・肥満などの身体的な理由によってチャイルドシートを着用することが困難な場合。(チャイルドシートなしでも正しくシートベルトを着用できる幼児もコレ)

・運転者以外の者が授乳などの日常生活の世話を行っている幼児を乗車させる場合。

・タクシーやバスなどの旅客となる場合。

・市町村の特定非営利活動や公共の福祉を確保するためにやむを得ない場合の運送に供する場合。

・応急救護のための医療機関や官公署などに緊急に搬送の必要がある場合。

以上のときの場合が免除されるケースがあります。

チャイルドシートが免除される条件のお子さんは、助手席ではなくできるだけ後部座席に親御さんと一緒に乗りましょう。チャイルドシート12

 

チャイルドシートのサイズ

<乳児用>
・体重10?未満(身長70cm以下、新生児?1歳くらい)
・後ろ向きに使用する「後ろ向きタイプ」が特徴です。

<幼児用>
・体重9?180?(身長65?100cm以下、1歳?4歳くらい)
・このころから「前向きタイプ」を使用します。

<学童用>
・体重15?36kg(身長135以下、4歳?10歳くらい)
・背もたれが付いているの「ジュニアシート」と座面だけの「ブースターシート」の2種類あります。
・おすすめは、背もたれタイプのものをおすすめします。
・背もたれタイプの方が、肩ベルトで首が苦しくならないようにうまく調整できます。

チャイルドシート2

チャイルドシートの適していない場所

・シートベルトが短い座席
・座席が2点式シートベルトの席
・座席の奥行きが40?未満の座席
・固定できない座席(座席の中央部分が極端に凹んでいる座席など)
・進行方向に対して前を向いていない座席
助手席・・・わが子を近くで様子を確認できますが、乳児や子供の体は柔らかいので万が一エアバック膨らんでいる最中、衝撃でけがをする恐れがあったりチャイルドシートごと吹き飛ばしてしまうこともあるそうです。また、見晴しはいいのですが、万が一の際にフロントガラスから外に放り出される可能性もあります。

以上のことが設置に適していない場所になります。
逆に安全な場所と言えば、運転席の後部座席が一番安全と言われています。
また、助手席側の後部座席も安全です。子供が急に乗り降りするときなど歩道側になるので安全です。
お子さんの年齢に合わせて変更するもの良いでしょう。

チャイルドシートの種類

チャイルドシートには、シートベルトで固定するものと、アイソフィックス(ISOFIX)の2種類あります。
従来の固定式のものはシートベルトを利用し、チャイルドシートを固定していたのですが、実際のところ半数以上の方々が、しっかり固定できていない状況でした。
チャイルドシート08しかし、2012年7月以降に発売された車には、アイソフィックス(ISOFIX)のタイプのものが取り受けすることが可能になっています。チャイルドシートを直接座席に取り付けるものものなので簡単になっており安全性も以前のものより増しています。

アイソフィックス(ISOFIX)とはどのようなチャイルドシートなのか紹介します。
チャイルドシートを取り扱う会社のCombiです。
すごく分かり安く説明しており、女性にも簡単に取り付けられます。
チャイルドシート4

チャイルドシートの取り付けポイント

1、チャイルドシートの取扱説明書をよく読むことが大切です。またメーカーによっては、DVDなどが付属さ
れているのでしっかりと何度も確認して頂いてから設置をしましょう。
チャイルドシートの機種やメーカーによって構造や設置方法が異なるので注意しましょう。

2、チャイルドシートを設置するとき、シートベルトが捻じれていないのか注意しましょう。
また腰ベルトの締め付けが最も弱いと言われていますので、締め付けに関してはしっかり確認しましょう。

3、一見、チャイルドシートが固定されているように見えますが、設置したあとは必ずチャイルドシートを
動かしてみましょう。
メーカーや商品によっては異なりますが、動かしてみて3cm以内で動きが収まるのか確認しましょう。

4、シートベルトやチャイルドシートの金具が直接お子さんの皮膚当たらないように注意しましょう。
真夏の車内は高温になり、金具などが体にふれると火傷の原因にもなりかねないのでしっかり確認しましょう。

チャイルドシート3

暑さ対策

お子さんの安全を守ることが大事ではありますが、日光や車内の暑さも十分注意しましょう。
お子さんの体は通常の大人よりも体温が高く、チャイルドシートに固定されているとお子さんは身動きが取れません。背中など蒸れて汗疹の原因や体調をくずしやすいので車内にクーラーをつけることも大切ですが、車を止めてお子さんのチェックも小まめに行いましょう。
また、日光直接当たらないように窓には日よけカーテンなど取り付けましょう。

最後に

愛車のメンテナンスも大切ですが、お子さんのチャイルドシートは必ず設置して下さい。
チャイルドシートは、ドライバーの義務です。
チャイルドシートを購入する際は、事前にお車の座席など確認して頂きお車に合ったチャイルドシートを選びましょう。また、お子さんの体に合ったサイズのチャイルドシートを選びましょう!
これから暑さも和らぎ、秋の紅葉シーズンを迎えドライブに行く機会も増えてきます。
今一度設置しているチャイルドシートの確認とこれから設置する方は、正しく設置して頂き、安全で安心なカーライフを送って頂きたいを思います。


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