2026年6月19日

車の警告灯が点いたらどうする?色別の危険度と対処方法をわかりやすく解説

運転中、メーター内に見慣れないマークが突然表示されて、焦った経験はありませんか?

車の警告灯は、車の状態をドライバーに知らせる大切なサインです。
なかにはそのまま走行すると危険なものもあるため、「何色のランプが点いているか」「どのマークが表示されているか」を落ち着いて確認することが大切です。

この記事では、車の警告灯が点いたときの基本的な見分け方と、代表的な警告灯の対処方法をわかりやすく解説します。

警告灯は色で緊急度が変わります

車の警告灯は、色によっておおよその危険度を判断できます。
まずは、点灯しているランプの色を確認しましょう。

赤色の警告灯は「すぐに安全確認」が必要

赤色の警告灯は、車に重大な異常が起きている可能性があるサインです。

走行中に赤色の警告灯が点いた場合は、無理に走り続けず、できるだけ早く安全な場所に停車してください。
そのうえで、取扱説明書を確認するか、整備工場・販売店・ロードサービスへ相談しましょう。

特に、ブレーキ・エンジンオイル・水温・充電系統に関する赤い警告灯は、走行を続けることで故障が悪化したり、走行不能につながったりする可能性があります。

黄色・オレンジ色の警告灯は「早めの点検」が必要

黄色やオレンジ色の警告灯は、すぐに停車が必要なケースばかりではありませんが、車に何らかの異常や注意が必要な状態を知らせています。

エンジンを一度止めて再始動すると消える場合もありますが、再び点灯する場合や点いたままの状態が続く場合は、早めに点検を受けましょう。

「走れるから大丈夫」と放置してしまうと、あとから修理費用が高くなったり、急なトラブルにつながったりすることがあります。

緑色や青色のランプは「作動中」の表示が多い

緑色や青色のランプは、警告というよりも、車の機能が作動していることを知らせる表示であることが多いです。

たとえば、ライトの点灯、方向指示器、ハイビームなどが該当します。
基本的には異常を示すものではありませんが、見慣れない表示が出た場合は、車の取扱説明書で確認しておくと安心です。

代表的な警告灯と対処方法

ここからは、よく見かける代表的な警告灯について紹介します。

ブレーキ警告灯

ブレーキ警告灯が点いた場合、まず確認したいのがパーキングブレーキの解除忘れです。

パーキングブレーキを解除しても警告灯が消えない場合は、ブレーキオイルの不足やブレーキ系統の異常が考えられます。
ブレーキは安全に直結する重要な部分なので、警告灯が消えない場合はそのまま走行せず、整備工場や販売店へ相談してください。

充電警告灯・バッテリーランプ

バッテリーのようなマークが点灯した場合は、バッテリー本体や発電装置に異常が起きている可能性があります。

車はバッテリーの電力だけでなく、走行中に発電しながら電気を使っています。
発電がうまくできない状態になると、最終的に電力が不足し、エンジンが止まったり再始動できなくなったりすることがあります。

点灯した場合は、早めに安全な場所へ停車し、整備工場やロードサービスへ連絡しましょう。

油圧警告灯・オイルランプ

オイルランプが点灯した場合は、エンジンオイルの圧力が低下している可能性があります。

エンジンオイルは、エンジン内部を保護するためにとても重要な役割を持っています。
この警告灯を放置して走行を続けると、エンジン内部に大きなダメージが出るおそれがあります。

オイルランプが点いたときは、すぐに安全な場所へ停車し、エンジンを停止してください。
その後、整備工場や販売店へ連絡して点検を受けましょう。

水温警告灯

水温警告灯は、エンジンを冷やすための冷却水の温度が高くなっているときに点灯することがあります。

この状態で走行を続けると、オーバーヒートにつながる可能性があります。
水温警告灯が点いた場合は、無理に走り続けず、安全な場所に停車してエンジンを停止し、専門店へ相談しましょう。

エンジンルーム内は高温になっている場合があるため、慌ててボンネットを開けたり、冷却水のキャップを外したりしないよう注意が必要です。

エンジン警告灯

エンジンの形をした警告灯は、エンジンや排気系統、センサー類などに異常があるときに点灯することがあります。

原因はさまざまで、一般の方が見ただけで判断するのは難しい警告灯です。
車が通常どおり動いているように見えても、内部では不具合が起きている可能性があります。

点灯した場合は、できるだけ早めに点検を受けましょう。
点滅している場合や、加速しにくい・異音がする・振動が大きいなどの症状がある場合は、無理に走行しないことが大切です。

ABS警告灯

ABSは、急ブレーキ時にタイヤがロックするのを防ぐための安全装置です。

ABS警告灯が点灯している場合、通常のブレーキ操作はできることが多いものの、急ブレーキ時にABSが正常に作動しない可能性があります。
安全性能に関わる部分なので、早めに点検を受けましょう。

SRSエアバッグ警告灯

SRSエアバッグ警告灯は、エアバッグやシートベルト関連のシステムに異常がある可能性を知らせるランプです。

走行そのものに大きな影響がない場合もありますが、万が一の事故の際にエアバッグが正常に作動しないおそれがあります。
点灯したままの場合は、早めの点検をおすすめします。

タイヤ空気圧警告灯

タイヤ空気圧警告灯は、タイヤの空気圧低下やパンクの可能性を知らせる表示です。

点灯した場合は、急ハンドルや急ブレーキを避けながら、安全な場所に停車し、タイヤの状態を確認しましょう。
空気圧不足のまま走行を続けると、タイヤの損傷や燃費悪化、走行中のトラブルにつながることがあります。

パンクしている場合は、無理に走行せず、スペアタイヤやパンク修理キットで応急対応を行うか、ロードサービス・整備工場へ相談してください。

半ドア警告灯

半ドア警告灯は、ドアやバックドアがしっかり閉まっていないときに点灯します。

走行中にドアが開いてしまうと大変危険です。
警告灯が点いたら、安全な場所に停車し、すべてのドアが確実に閉まっているか確認しましょう。

シートベルト警告灯

シートベルト警告灯は、乗員がシートベルトを着用していないときに点灯・点滅します。

シートベルトは万が一の事故から身を守るための基本です。
運転席だけでなく、助手席や後部座席の同乗者も必ず着用しましょう。

警告灯が点いたときにやってはいけないこと

警告灯が点いたときに一番避けたいのは、「よくわからないけど走れるから大丈夫」と判断してしまうことです。

特に赤色の警告灯は、走行を続けることで車へのダメージが大きくなる可能性があります。
また、警告灯が一度消えたとしても、同じランプが繰り返し点灯する場合は、何らかの不具合が隠れている可能性があります。

不安な場合は、自己判断せず、整備工場や販売店へ相談するのが安心です。

日頃から取扱説明書を確認しておくと安心

警告灯のマークや意味は車種によって異なる場合があります。
同じようなマークに見えても、車によって対処方法が違うこともあります。

いざというときに慌てないためにも、時間があるときに車の取扱説明書を確認しておきましょう。
特に、最近の車やハイブリッド車、電気自動車では、従来のガソリン車にはない表示が出ることもあります。

まとめ

車の警告灯は、車からドライバーへの大切なメッセージです。

赤色の警告灯は緊急性が高く、すぐに安全な場所へ停車して確認が必要です。
黄色やオレンジ色の警告灯は、すぐに走行不能になるとは限りませんが、早めの点検が安心です。
緑色や青色のランプは、機能が作動していることを知らせる表示であることが多いです。

警告灯が点いたときは、焦らず色とマークを確認し、必要に応じて整備工場や販売店へ相談しましょう。

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